はじめまして。助産師の おかだや ともこ です。
私が助産院を開院しようと思った経緯について紹介します。
(かなり長いです。笑 興味ある方のみ一読ください。)
助産師になり15年が経ちました。(※2022年時点)
母になり12年が経ちました。
男の子ばかり3人の子どもに恵まれ、3度の妊娠・出産・育児を経験し、まだまだ育児真っ只中です。
三男の小学校入学に伴い、時短勤務が終了。働き方の転機を迎えました。
三男出産までは仕事を優先し、フルタイム勤務で夜勤もしていました。それが仕事と育児の両立の当たり前だと思っていたので、ひたすら働きました。
子どもが3人となるとフルタイム勤務での両立は至難。時短勤務で夜勤をせずに働けるだけ働こうという考えになりました。時短勤務のおかげで子どもや家族で過ごす時間を確保できました。
子どもが小学生になったからといって3人の育児が続くことに変わりありません。フルタイム勤務で夜勤ありは、子どもや家族が揃う時間を減らしてしまいます。仕事を優先し家族との時間を減らすというのは………うん、無理!なので、働き方を変えようと思いました。
赤ちゃんが誕生する瞬間に携わりたいと思い助産師になりました。そして、助産師になってからは総合病院の産科でずっと勤務してきました。15年の助産師経験、12年の子育て経験を経て、今、私がしたいこと。。。
産前・産後ケアがしたい!
おっぱい育児のケアがしたい!
出産・育児に向けて、妊娠中をどのように過ごすのかがとても重要です。
ステキなお産にするために、何をすればいいのかわからない。出産のイメージがもてない。
産後の育児のイメージがもてない。妊娠中を理解してくれる、相談できる人がいない。など
妊娠中に不安を抱える妊婦さんをたくさん看てきました。
そして、出産後は、赤ちゃんとの生活が始まります。授乳や育児に悩むお母さん達をたくさん看てきました。
おっぱいの不思議さや素晴らしさをいつも感じ、今も学ばせてもらっています。おっぱいは深い!
おっぱいには、さまざまな考え方があります。それぞれに理念もあります。
おっぱい育児の方法は赤ちゃんとお母さんの数だけあります。
お母さんが楽しく、無理せず笑顔で育児ができるように応援したい!
お母さんと赤ちゃんが幸せなおっぱい育児ができるようにサポートしたい!
というわけで。。。
開業しよう! 「助産院 とも」を開院することに決めました。
これまでは、病院に来院される母児のケアを中心に行ってきました。病院に来院された赤ちゃんは周りをキョロキョロ、よそ行き顔。病院ではいつも通りの赤ちゃんを見ることはできないな。。。と、いつも感じていました。知り合いのお家でケアをさせて頂いた時、いつも通りの赤ちゃん、いつも行っている授乳状況の実際を見ることができ、訪問は来院してもらうよりもお母さんと赤ちゃんに合ったケアやアドバイスができると感じました。
出張専門で私が訪問しよう!
産後に赤ちゃんを連れてたくさんの荷物を持ってのお出かけは想像以上に大変です。お母さんや赤ちゃんの移動の負担をなくしたい。
また、実際に生活されている環境を拝見することで、お母さんと赤ちゃん、そのご家族が負担なく生活できる方法、実際の授乳姿勢を見ながら、より具体的なおっぱい育児の方法をお伝えしたい。
ということで。。。 出張専門の助産院 を開院することにしました。